清里でのある朝

昨日の夜は、早めの風呂に入ってから、

家で簡単な食事をして、お酒を少し飲んだ。

山の夜はどこまで深く静かだ。

月や星も出ていないどころか、

靄がすぐそこまで立ち込めてきている。

そんな本来の夜の存在感に飲み込まれるように

東京では考えられないくらいの早寝をした。


今朝は窓からさす明るい光で目が覚めた。

予想に反して晴れたのか、なんて考えながら布団から這い出る。

外を見て驚いた。

太陽の光がさしてはいるものの、外は真っ白な靄につつまれていた。

靄や霧の持つ独特の空気、そのせいで体が少しだるいのかもしれない。

しかし、顔を洗って戻ると、遠景までは見えないものの、

その白い靄は嘘のように姿を消していて、ところどころ青空も顔を出していた。

雨上がり、霧の晴れた朝の風景はとてもきれいだ。

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僕はとたんに元気になって、朝食の用意を始める。


レタスをちぎって皿に並べる。

フライパンを熱くして、バターを落とし、そこに溶いた卵を流し込む。

簡単に混ぜて、フワフワのスクランブルエッグを作る。

皿に移して、そのフライパンにベーコンを並べ焼く。

カリカリに焼いたベーコンができると、次はコーン。

茹でてあるトウモロコシを芯に沿って削ぐように実をはがす。

薄く芯を切り残すのがポイント。

バラバラにならないで実が取れる。

これをフライパンに並べ、バターを少し落として軽く焼く。

このままでも美味しいが、今日は醤油をひとたれ落とす。

ちょっと焦げ目がついたら完成。

あとはトースト。

これらの作業をしている間、傍らでパーコレーターは

静かにコーヒーを煮出している。


さぁ、デッキにテーブルを出して、食べましょう。

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朝食を食べ終わる頃、突然太陽が隠れた。

うちの小屋のすぐ近くには沢があるのだけれど、

その谷になっている所から雲がわきあがり、

再び靄が流れ込み始めた。

よく映画やテレビで靄が沸き立ち流れる様子があるけど、

まさにそれ。目の前を煙のように雲が流れていた。

変な話だけど、撮影で作ってるそういう偽物の霧とかって

よくできてるもんだなぁ、なんて思ったりして。


でも、その雲が流れ込んであっと言う間にホワイトアウトに近い

くらい靄に包まれるのを見ていると、

屋まで道を失っちゃうのも分かるような気がしたな。

本当に一瞬だったもの。

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その靄もやはりしばらくするといなくなり、普通の景色が広がった。

鳥が鳴き、トンボが飛ぶ。

トンボも色が変わり始めていて、すでに赤くなったのも飛んできてたよ。

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食後は日課の薪割り。

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勘が戻ってきたような気が、やる旅に思うのはなぜだろう(笑)


そこまで終わっても、まだお昼前だった、そんな山の朝でした。

この記事へのコメント

はまっこ
2009年09月04日 20:34
わたしも今清里です
今日は夕方雷雨になり、雷が怖かったですが、明日はお天気になるみたいですね♪
やっぱり山の天気は侮れない…

八ヶ岳や南アルプスはくっきり見えなかったので、また明日見れたらいいなと期待です

本当に清里の夜は静かすぎる位静かですね
まだ20時過ぎですが、ここにくると寝てしまってもおかしくないですね
(笑)
2009年09月05日 00:19
早く眠くもなるし、寝ると静かなんで深く眠れるんですよね。
食事もおいしいし、空気もおいしい。
くつろぐには最適ですね。

夕方の雷気持ちよかったですね。
山の雷は格別です。

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